4科研費以外の研究費への応募の可能性 4 科研費以外の研究費への応募の可能性 科研費申請の結果が採択・不採択にかかわらず、チャンスがあれば別の研究 助成にも積極的に応募すべきだ。ここでは募集時期の異なる科研費や科研費以 外の代表的な研究助成について、その応募時期をまとめておこう。 通常の募集期間以外に公募される科研費 科研費の大部分は7~9月の応募だが、それ以外の時期に応募が開始される 科研費がある。 ●研究活動スタート支援 公募期間:令和7年3月1日~5月8日午後4時30分(和7年度分の例) 前年秋の時点で科研費応募資格がないために次年度の科研費に応募できなかっ た者が、研究活動をスタート(あるいは再スタート)するために応募する科研 (参照1章2:科研費の種類)。研究期間は2年以内で、研究費は単年度あたり 150万円以下.応募資格は文部科学省および日本学術振興会が公募を行った研 究種目の応募締切日の「翌日以降に科学研究費助成事業の応募資格を得た者」 と、「産前産後の休暇又は未就学児の養育(育児休業を取得している期間も含 む)をしていたため」次年度の科研費に応募できなかった者、5~7月に審査さ れ、7月下旬に交付内定がある。 ●種目の新設時に臨時に応募されるもの 科研費の新種目がスタートしたときには、通常の科研費申請の時期以外に応 募が開始されることがある、例えば、平成20年度から令和年度まで設定され た新学術領域研究がある. 平成20年度に設定された新学術領域研究において、初年度の公募研究の応募 開始は平成21年1月20日で、締め切りが3月6日だった(翌年以降は当時の通 常の応募スケジュールと同じになり、公募開始は9月上旬で締め切りは11月上 旬だった).ちなみにその後の審査を経て、交付内定が7月中旬で、交付決定が 9月上旬だった.また以前にも基盤研究(S)の初年度は通常の科研費応募時期 とは別の時期だった. このように新種目が開始されるときは、科研費とは別の時期の応募になるこ ともあるので、募集案内に気をつけていなければならない。 (265