同じ分野で採択された課題を調べて、自分が採択圏内までどのくらいなのか判 断しよう. ③それでも来年度も必ず出そう 業績のない人はできるだけ論文発表をしよう.なにも筆頭著者でなくてもか まわない。共著論文でも十分なのだから。 私個人の経験からいうと、不採択になった理由はずばり、業績がないか、申 請書の内容を十分に理解されなかったか、のどちらかだ。業績もあって、申請 書の内容もよく書けている自信があるなら、一度,審査区分を再検討してみて はどうだろう?採択件数は審査分の応募件数に比例するので、いくらよい例 発課題でも、その分野にレベルの高い課題が多ければ不採択になる可能性があ る、応募した分のレベルはどうだっただろうか?最適な審査区分だったのだ ろうか? 3 次回の応募に向けての準備 不採択の痛手から立ち直って、さあ次年度に向けての準備を(今年こそは) 早くからはじめよう!といっても、まだ3月や4月の段階では来年度の申請な ど実感はないだろうが、7月には次年度の公募開始となることをお忘れなく、ま た、採択された人も次回の応募で手び採択されるよう準備をしておこう。 普段から準備として行うべきことは、いくつもある。 ①なんといっても日々の研究活動、特に論文発表 研究者にとって当たり前のようだけれども、日々の研究活動を行い,論文を 発表すること、これに優る準備はない。来年度、あるいは2~3年先の採択を 見据えて積極的に論文発表などをしておこう。もちろん若手研究者にとっては 筆頭著者の論文が一番望ましいが、著者順は2番目以降でも、何番日でもいい。 ともかく自分の名前が入った最新の発表論文がほしい。 ②申請内容のアイデア 申請内容に関するアイデアを常日頃から書き留めておこう.これはなにも料 研費申請のためだけではなく、研究に関しても常日頃からアイデアを蓄えてお くことは非常によい。どのようなアイデアでもよいから、思いついたらメモし ておこう。文字や絵として、目に見える形で記録しておくことが非常に大切だ 私はA4判ノートに日付と場所を含めて記録している. 2章6:科研費申請のアイデアのまとめ方にも書いたがアイデアを記録しておく のにパソコンやスマートフォンはまだノートなどの紙媒体におよばない.ノー (262 科研費獲得の方法とコツ 第9版