とが多く、世界的に研究データの公開や共有を通して研究成果のオープン化が 進んでいる.日本においても公的資金により得られた研究データの管理や活用 について機関リポジトリが整備されてきたが、研究データの収載が進んでいな いことや、研究データポリシーが未整備であるといった課題がある。このため 科研費においてもDMPの提出が求められるようになった。 DMP の様式例は交付内定時に示される(学術振興会ホームページにも参考様 式として「DMP 様式例・記入例」がある:https://www.jsps.go.j /01_seido/10_datamanagement/index.ht 容に沿って研究課題における研究成果や研究データの保存や管理を行うことが 必要だ. 研究データマネジメントの具体的な進め方は以下の通りである。 ①研究開始前 DMPの様式例を参考にして、研究開始にあたり研究データの管理計画を策定 する.この段階ではDMPの提出は不要である。 ②研究実施中 DMPにもとづき研究データを適切に管理しつつ研究を進める。研究の進捗に 応じてDMPを適宜更新する。 ③各年度の研究終了後 科研費によって得られた研究データは、機関リポジトリや分野別リポジトリ に研究者が収納することで、研究終了後も適切に管理される。また研究者が研 究データの情報であるメタデータを提出すると、KAKEN(科学研究費助成事 業データベース)において登録・公開されることが予定されている.そして将 来的には国立情報学研究所データベースのCiNii Researchに連 データの利活用が広く行われる予定である。 2 不採択のとき一採択されなかったら、どうする? 不採択の通知 これまでは科研費電子申請システムにログインして、申請した課題が表示さ れていないときは不採択だったが、令和4年度からは「審査結果通知メニュー」 画面の応募した研究種目に「不採択」ときちんと表示されるようになった。 また、不採択の研究課題について、審査結果はオンライン上で開示される。 応募時に「審査結果の開示」を希望した場合、「審査結果通知メニュー」画面に (256 科研費獲得の方法とコツ第9版