図の挿入 A) (概要) グレリンは申請者らが 1999 年に胃から発見した強力な成長ホルモン分泌促進作用と摂食亢進 作用を持つペプチド・ホルモンである。グレリンは発見されてからまだ4年余りしか経っておらず、 脂肪酸で修飾された活性型のグレリンに至る生合成過程や、グレリンのノックアウト・マウスの 表現型解析などの未だ解明されていない基礎的な問題が多く残されている。 本研究はこれらの問題を解決し、さらにグレリンを治療薬として臨床応用へと展開するための 研究基盤を確立することが目的である。そのための具体的な研究項目は次のものである。 ①グレリン遺伝子から活性型グレリンになるまでの生合成過程の解明、②グレリン・ノックアウ トマウスの自律神経機能の解析、③グレリン受容体サブタイプの探索とグレリン関連ペプチドのス クリーニング、④胃摘出患者における血中グレリン濃度測定の意義と、術後食欲不振症との関連、 ⑤アンチエイジング対策のためのグレリンの骨・筋肉への作用解明 本研究によってグレリンの基礎的・応用的研究がさらに進展することが期待される。 (1) 本研究の学術的背景、研究課題の核心をなす学術的「問い」 申請者らは 1999 年に胃組織からグレリン(ghrelin)を発見し(Kojima et al. Na これが成長ホルモン分泌促進作用を示すとともに、強力な摂食亢進作用を持つことを明らかにし た (Nakazato et al. Nature 2001)。グレリンは胃から分泌されて血中 モンであり、3番目の Ser残基の側鎖がカーオクタン酸 (C8:0)によって脂肪酸修 さらにこの脂肪酸修飾が活性発現に必であるという極めてユニークな構造をしている。グレリ ンは、末梢投与によって摂食亢進作用を示す内因性のペプチド・ホルモンとして唯一のものであり、 血中投与や皮下投与によって強力な摂食亢進作用を示す。グレリンは摂食促進や成長ホルモンの 分泌を調節することによって、生活習慣病や摂食障害の病態と密接な関連がある。 4 章 B) グレリンは申請者らが 1999年に胃から発見した強力な成長ホルモン分泌促進作用と摂食亢進 作用を持つペプチド・ホルモンである。グレリンは発見されてからまだ4年余りしか経っておらず、 脂肪酸で修飾された活性型のグレリンに至る生合成過程や、グレリンのノックアウト・マウスの 表現型解析などの未だ解明されていない基礎的な問題が多く残されている。 本研究はこれらの問題を解決し、さらにグレリンを治療薬として臨床応用へと展開するための 研究基盤を確立することが目的である。そのための具体的な研究項目は次のものである。 ①グレリン遺伝子から活性型グレリンになるまでの生合成過程の解明、②グレリン・ノックアウ トマウスの自律神経機能の解析、③グレリン受容体サブタイプの探索とグレリン関連ペプチドのス クリーニング、④胃摘出患者における血中グレリン濃度測定の意義と、術後食欲不振症との関連、 ⑤アンチエイジング対策のためのグレリンの骨・筋肉への作用解明 本研究によってグレリンの基礎的・応用的研究がさらに進展することが期待される。 (1) 本研究の学術的背景、研究課題の核心をなす学術的「問い」 申請者らは 1999年に胃組織からグレリン (ghrelin)を発見し(Kojima et al. Nature 1999) こ れが成長ホルモン分泌促進作用を示すとともに、強力 な摂食亢進作用を持つことを明らかにした (Nakazato et al. Nature 2001)。グレリンは胃から 分泌されて血中を流れるペプチド・ホルモンであり、 3番目のSer 残基の側鎖がnーオクタン酸(C8:0)に よって脂肪酸修飾を受けており、さらにこの脂肪酸修 飾が活性発現に必須であるという極めてユニークな構 造をしている。グレリンは、末梢投与によって摂食 進作用を示す内因性のペプチド・ホルモンとして唯一のものであり、血中投与や皮下投与によっ て強力な摂食亢進作用を示す。グレリンは摂食促進や成長ホルモンの分泌を調節することによっ て、生活習慣病や摂食障害の病態と密接な関連がある。 図4-6●図やイラストの効果1 B)はA)に図を加えただけ。たった1つの図があるかないかで、全体の印象が変わってしまう。 (225