4申請書の仕上げと 電子申請 科研費の申請書において第一印象は重要である。決められた様式の申 請用紙に文章を流し込むだけではなく、フォントの種類と大きさ、余白 の有無、小見出しや箇条書き、図を入れるなど、審査委員に読みやすい ように工夫することが大切だ。完成した申請書は電子申請で提出する が、締め切りには余裕をもって送しよう. 1 申請書の見栄え 赤ペン添削 HB3 ● case 06, 07 申請書を書き上げて、「さあ、終わった、提出だ!」とほっとしている人も多 いだろうが、ちょっと待ってほしい。研究機関内の締め切りまでまだ時間があ れば、最後の仕上げをお忘れなく、それは、「きれいな読みやすい申請書にす る」ということ、現在では申請書の提出はすべて電子申請になったけれども、 審査委員の手元に送られてくる大量の申請書はまだ多くの種目では紙媒体だ。 いずれはすべての種目でPDFファイルによって審査することになるのだろうが、 紙媒体であろうが、PDFファイルであろうが、審査委員によい印象を与える読 みやすい申請書にしよう.そのために、いくつかの点に注意する必要がある。 フォントの種類と大きさ 赤ペン添削HB3 ●申請者のギモン 2,19. フォントの種類によって申請書の感じはがらりと変わる。フォントは明朝体 20 を使う人の方が多いと思うが、ゴシック体も悪くない。ゴシック体の方が、文 字がはっきりして見やすく、また力強い印象を与えるからだ(図4-1).もちろ ん規定はないため自分の好きなフォントにするのが一番満足感が得られる。重 要なことは印刷したときに文字がかすれてしまうくらいの細すぎるフォントや、 申請書が黒く感じられるような太すぎるフォントは使わないことだ。 また、基本的なこととして、フォントの大きさをあまり小さくしないように、 研究計画調書(添付ファイル項目)には「本文は11ポイント以上の大きさの 文字等を使用すること」と指示されている。しかしこれは Microsoft Word (216 科研費獲得の方法とコツ 第9版