DCおよびPDの審査方針は、 ①自身の研究課題設定に至る背景が示されており、かつその着想が優れている こと、また、研究の方法にオリジナリティがあり、自身の研究課題の今後の 展望が示されていること。 ②学術の将来を担う優れた研究者となることが十分期待できること。 ③(PDのみ) 博士課程での研究の単なる継続ではなく、新たな研究環境に身を 置いて自らの研究者としての能力を一層伸ばす意欲が見られること。 ④(PDのみ)やむを得ない事由がある場合を除き、博士の学位を取得する予定 又は博士の学位を取得した研究機関(出身研究機関)を受入研究機関に選定 する者、及び大学院博士課程在学当時の学籍上の研究指導者を受入研究者に 選定する者は採用しない。 となっている〔令和8(2026)年度採用募集要項より).このようにDCとPD では評価指針が異なる. ・学振特別研究員の募集の概要 ・学振特別研究員にはDC,PDなどの種目がある。 ・2段階書面審査を経て、第一次、第二次、および補欠の採用内定者が決まる。 ・審査方針はDCとPDでは異なる。 申請書の書き方 さてその特別研究員の応募書類だが、いくつかの項目で科研費申請書と似た 部分がある。特別研究員の審査方針にも、「自身の研究課題設定に至る背景が示 されており、かつその着想が優れていること。また、研究の方法にオリジナリ ティがあり、自身の研究課題の今後の展望が示されていること」とあり、これ らは科研費申請書の評価基準と一致する。また申請書中の「【2】研究計画」の なかの「(1) 研究の概要及び研究の位置づけ」の「研究課題名」「研究の概要」 「当該分野の状況や課題等の背景」「本研究計画の着想に至った経緯」,「(2)研 究目的・内容等」の「研究目的,研究方法,研究内容」「何を、どこまで明らか にしようとするのか」「研究の特色・独創的な点」などの項目は科研費申請書と ほは同じだが、その一方で、個々の項目の記載順は科研費とは少し異なる。ま た「14】研究遂行力の自己分析」のなかの「これまで携わった研究活動におけ る経験などを踏まえ、究遂行力について分析」は、科研費申請書の「応募者 の研究遂行能力」の「これまでの研究活動」とほは同じだが、枠外の注意書き にある「今後研究者として更なる発展のため必要と考えている要素」は特別研 (202)科研費獲得の方法とコツ 第9版