13研究経費とその必要性 若手研究の研究課題をもとに新たに応募することができる研究種目は、研究 期間が4年の研究課題は「基盤研究(S),基盤研究(A,B, C)」,研究 3年の研究課題は「基盤研究(S),基盤研究(A,B)」と少し異なる。 なお、採択されれば、継続している研究課題の最終年度の科研費は原則とし て交付されない。また継続している研究課題以外に、研究代表者として別の研 究課題がある場合には、その研究種目の重複制限が適用されることがある、さ らに「研究計画最終年度前年度の応募」とは別に新規で応募しようとする研究 課題がある場合も、重複制限が適用されることがあるので注意が必要だ。詳し くは公募要領でチェックしてほしい。 いくつかの制限があるためなのか、これまでの審査の経験で「研究計画最終 年度前年度の応募」を目にしたことはない。 その研究計画最終年度前年度応募の状況であるが、当初内定時の研究期間が 4年以上の研究課題において、令和4年度(2022年度)の応募件数は567件、採 択件数は204件、採択率は36.0%であった。一方で当初内定時の研究期間が3年 以上の若手研究では、令和4年度の応募件数は165件で採択件数は54件、採択 率は32.7%だった。 13研究経費とその必要性 ●この欄では何を書くのか? 研究経費の内訳を記入する。設備備品費。消耗品費、旅費、人件費・謝金、その 他の明細を書く、そしてその内容が、なぜ研究計画に必要であるのかを示す。 ●この欄では何を評価する? 研究経費の項目では、内容によって採択のプラスになることはまずないが、審査 における評定要素には研究経費の妥当性が含まれている。そのため、1つの費目 が全体の90%を超える場合など、かなり偏った使用方法のときにはきちんとし た説明がないと採択に影響する場合がある。 研究経費の明細 ここでは、設備備品費。消耗品費、国内旅費,外国旅費、人件費・謝金、そ の他の明細を記載する。 平成30年度の公募から、この欄はダウンロードした申請書にはなく、電子申 (187