本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか 赤ペン添削 HB3 ●case 09, 50~53 赤ペン添削HB3 ● case 55, 61 赤ペン添削HB3 ●case 80 たうえで、申請書には見出した課題を実際にいくつかあげておくべきだ。そし てその課題についてこれから研究していくという流れで書くのがよい。 ④研究計画はいくつかのサブテーマに分けて書く 研究全体が1つの研究項目(サブテーマ)だけで構成されることはありえな い.いくつかのサブテーマが集まって構成されることと思う。科研費の種目別 でのサブテーマの数は、若手研究と基盤研究(C)では3つくらい,基盤研究(B) で4~5つくらいだと思う.これらのサブテーマをさらにいくつかの実験項目 に分けて書いていく。 実験項目の数があまりに少ないものはよい点数をもらえない。少なくとも各 サブテーマごとに2~4の実験項目を書くべきだ.実験項目が多すぎて減点に なることはまずない。 ⑤メソッドは具体的に書く 実験内容を「具体的に書く」というのはとても難しい。なんとなくわかる、 しかし内容のない単語は、工夫して別の具体的な言葉に変えよう。例えば「検 討する」「考察する」「解析する」「調べる」などの動詞をついつい使ってしまう が、実はこれらの単語には具体的な内容はほとんどなく、単に漠然としたイメー ジしか審査委員に与えない。そんな大げさなと思うかもしれないが、試しに自 分の申請書を見てほしい。これらの言葉を使うと書くのが楽で、なんとなくよ い感じがするのでついつい使ってしまっているだろう.具体的に書くというこ とは非常に大変で、パワーと気が必要だ。具体的にするための詳しい書き方 は次の◆研究計画・方法を具体的にするための方法で解説する。 ©実験計画の概要・進め方や研究者の役割分担などを、 図やイラストにして示す 実験計画の説明部分でも図やイラストを使うと、わかりやすくてよい(図 3-50,図3-51,図3-53)〔照後述の図3-62.図3-63、4章2:図 の部分で使用する図は、実験計画の流れ、実験方法の概念図,特殊な実験装置 などの説明,研究チームの構成などだろう。図が多すぎるのも、あまりよくな い.2~3点くらいがよい。 ⑦既存の設備・機械を有効に使った計画を書く 「本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか」は、申請者 が本当にその研究計画を実現できるのかを知るためにある。研究計画を進めて いくうえで、ぜひとも必要な設備や機械があるなら、研究室や大学内にその設 備・機械があるのか、またどこか別の施設で使用可能なのかは書いておくのが よい(図3-59)〔参照後述の図3-65.図3-66,およびその周囲の文章) (163