5「本研究の目的および学術的独自性と創造性」の書き方 5 「本研究の目的および学術的独自性と創造性」の 書き方 赤ペン添削HB3 ●case 35 赤ペン添削HB3 ● case 09, 31, 32 ●この欄では何を書くのか? 研究テーマの中心となる研究目的を簡潔に書く.この研究では何をしようとして いるのかをまとめる。そして、この研究を行うことがなぜ重要なのか、この研究 によって将来的にどのような展開や応用が考えられるのかを書く・ ●この欄では何を評価する? この研究テーマにおいて、申請者が何を行おうとしているのか、設定している研 究目的が的確なものかどうかを評価する。そして研究のオリジナリティや重要性。 研究の展開・応用の可能性を評価する。 ここも「本研究の目的」と「学術的独自性と創造性」に分けると書きやすい。 また「学術的独自性と創造性」は学術的「独自性」と「創造性」とに分けて書 いてもよい。 ●「本研究の目的」 「本発の目的」は申請書のテーマであり、もっとも重要な部分である、この 研究で、何を明らかにしようとしているのか、どのようなことを行うのか、ど のような手段で問題点を解明していくのかなどを書く、しかし、ここは意外に 書きにくい。これから行う予定の研究の内容を書いているのだが、いまひとつ ピントが絞れていないというか、要点がわからない書き方になっていることが 多い(図3-37A, 図3-38A). その理由の1つは、研究目的の簡潔なまとめを書いていないからだ、まずは 研究目的として、どのような研究を行って何を明らかにするのかを2~3行で 簡潔にまとめておくこと、ただし「~を明らかにする」「~を調べる」だけでは だめで、明らかにしてどうするのか、何がわかるのか、どのような応用ができ るのか、などまで書くこと(図3-37B, 図3-38B、図3-39).この研究 をまとめたものは申請書のなかで繰り返して印象づけるとよい。 とにかく、研究目的をわかりやすく書くこと、これに尽きる。審査委員はこ の申請内容については予備知識もなにもなく、まったく知らないと思うこと。 3章1:申請書を書く前の注意点の繰り返しになるが「わかりやすく」とは抽象的 でわかりにくいが、私が考える「わかりやすく」のレベルはというと、 ・申請しようとしている分野と異なる分野の人にもわかる