3研究目的,研究方法などーこの欄の全体像 研究の背景 と問い 研究の目的 研究の展開・ 応用 人口減少による地方経済の縮小と東京への一極集中を抑えようと、政府は「地方創生戦 略」を提案し、各自治体は地方大学の協力を得て独自の「地方創生総合戦略」を策定してい る。地方経済にもたらす地方大学や学生の消費は大きな割合を占め、地方大学の発展なくし て地方経済の持続は困難である。このように地方大学には、地方創生のための様々な役割を 担うことが期待されているが、地域に貢献する人材育成という従来実施している教育のみで は地方経済の活性化への貢献は不十分であり、今後、どのような教育・研究を実施すれば良 いのかは明らかではない。 本研究では、地方大学が新しい方法で行っている教育や研究、情報発信、産学官連携活動 の具体的な事例を収集し、地方創生のための地方大学の運営戦略や発展モデルを発見する。 それぞれの地域が抱える社会的課題には共通点も多い。いくつかの自治体における地方大 学の成功事例を解析することによって、地方大学が今後の地方創生のためにどのような運営 をするべきなのか、その方向性を明らかにできると考える。 図3-25●「研究目的,研究方法など」冒頭の「概要」部分の改善例3 →「研究目的,研究方法など」の「概要」の書き方のポイント ・簡潔に書くこと、多く書きすぎない(10行程度). ・研究の「背景と問い (4~5行)」と「目的(2~3行)」と「展開・応用 (2行)」をはっきりと書く。 ・「背景」には「問い」を書くことを忘れずに。 赤ペン添削 HB3 ●case 03~08 ● 由請者のギモン21 申請書を読みやすく理解しやすいものにするちょっとした工夫 ちょっとした工夫をすることで、申請書は読みやすくなり、審査委員に理解 されやすくなる。 ●改行と項目分け 例えば「概要」部分.先に「概要」には研究の「背景と問い」,「目的」,「展 開・応用」を必ず書くようにお勧めしたが、これらを1つの部分として書くので はなく、適宜改行を入れてそれぞれの部分を別々の段落にするとよい。例えば 図3-26は図3-22と同じ内容のものを段落を設けずに記入してある。このまま でもよいが、「背景と問い」のあとで改行して2つの部分にすると、「背景と問い」 とその問題点が書かれた段落と、研究「目的」とその「展開・応用」が書かれ た段落が対比されて、読みやすく、理解しやすくなる(図3-22)・スペースに 余裕があれば、「背景と問い」,「目的」「展開・応用」と3つの部分に分けるの もよい.また「研究の全体構想」と「本研究の具体的な目的」などと見出しを 書いて、分けて記載するのもよい方法だ(図3-27). ●箇条書きや見出し、余白行を入れる さらに、具体的な研究項目などを箇条書きにすることは、読みやすいし、内