3研究目的,研究方法などーこの欄の全体像 3 研究目的,研究方法などーこの欄の全体像 ●この欄では何を書くのか? どのような目的で、どのような研究を行い。何を明らかにするのかをはっきり示 す.そしてそれによってどのようなことがわかるのかを書く、また、どのように 実験・調査を進めていくのか。具体的な研究の計画と方法を記載する。 ●この欄では何を評価する? 申請する研究課題のオリジナリティーや、研究計画や方法が研究課題を実現する のに適切であるかどうかを評価して、採択にふさわしい研究課題かどうか判断す る.審査過程において最も重要な項目. 「研究目的,研究方法など」には、まず冒頭に「概要」を簡潔にまとめて記述 し、そのあと次の6つの内容を具体的かつ簡潔に記述するように求められている。 (1) 本研究の学術的背景や本研究の着想に至った経緯、研究課題の核心をな す学術的「問い」 (2) 本研究の目的および学術的独自性と創造性 (3) 関連分野の研究動向と本研究の位置づけ (4) 本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか (5)本研究の目的を達成するための準備状況 (6) 本研究がどのような国際性を有するか いうまでもなく、申請書で最も重要な部分は、この「研究目的。研究方法な ど」である。基盤研究でも若手研究でも「研究目的、方法など」の部分の(1) ~(5)の項目は同じで、(6)は基盤研究(A,B,C)にだけある。また、基 盤研究では種目によってページ数が異なる。なお、若手研究以外では、研究代 表者と研究分担者との役割の違いについて記述するよう求められているが、若 手研究では研究分担者はいないので(1人で研究を行うことが前提の種目なの で)記述する必要がない。 ここでは申請者が最も多い基盤研究(C)のフォーマットに合わせて、どの ような分量で「研究目的、研究方法など」の部分を構成していったらいいのか、 その案を示していこう。なお、その他の研究種目の申請書に対して、どのよう なことをどのような割合で書いていくとよいのか、その目安を羊土社ホームペー ジ(https://www.yodosha.co.jp/kakenhi/)で紹介している。 (125