自分の書いた内容は、自分にはよくわかっているので、つい簡単に書いてしま いがちだ、常に具体的かどうかを意識しながら、申請書を書いていってほしい。 申請書のカラー化への対応 令和7年1月現在、審査資料である申請書が電子化・カラー化されているの は、「特別推進研究」「基盤研究(S)」「研究活動スタート支援」「奨励研究」「学 術変革領域研究(A,B)」「学術変革領域研究(A)(公募研究)」「国際共同研 発強化」「帰国発展研究」である。これらの種目において、審査委員は応募課題 の研究計画調書(PDFファイル)の電子媒体を、ブラウザ上で閲覧して審査す るか、あるいはダウンロードしたものをパソコンやiPadなどのタブレットを用 いて閲覧して審査を行う。重要なことは、申請者が色を付した図や文字が使用 された研究計画調書は、カラーのまま審査されるということだ。やはり図や写 真などはカラーの方が理解しやすいし、色文字も使い方によっては非常に効果 的だ 基盤研究(A.B, C),若手研究,挑戦的研究については電子化・カラー される時期はまだ未定であるが、いずれそうなると思われる。そのときに備え て、申請書をカラーで作成することにおいて注意すべき点をいくつかあげてお こう. ・まず、色を使い過ぎないことが第一 色数が多すぎたり、派手すぎるとどこに目をやっていいかわからなくなる。 ・とくに本文中で色文字にするところは少なめに、たとえ1色の使用でも、こ こぞというところだけに使う. 色文字も強調文字の1つである.太字や下線などの強調文字の使いすぎと同 じく、色文字の使い過ぎも本当に重要な部分がわかりにくくなる。 ・いくつかの異なった色を使うのではなく、赤文字だけに限るのがよい。 太字や下線などの強調表現と同じく、色数を使いすぎると本当に重要な部分 がどこかわからなくなる。 ・図やイラストでは、学術論文や総説と同じ使いを心がけること、派手な色 使いを避け、原色ばかり使わない。 ・本文でも図やイラストでも、一番目をいかせたい箇所はどこで、そこに効果 的に色を使えているかどうかをよくチェックすること、 (120 科研費獲得の方法とコツ 第9版