申請書を書く前の注意点 申請書(研究計画調書)の構成 申請書(研究計画調書)は常に変化している。和7年度公募の申請書にお いても、基盤研究(A,B,C)に「(6)本研究がどのような国 の項目が加えられたり、「本研究の着想に至った経緯」の記載場所が移動された りした。その結果、申請書の中心部分の「1研究目的、研究方法など」は次の 順番で記載することになった(図3-1). (1) 本研究の学術的背景や本研究の着想に至った経緯、研究課題の核心をな す学術的「問い」 (2) 本研究の目的および学術的独自性と創造性 (3) 関連分野の研究動向と本研究の位置づけ (4) 本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか (5) 本研究の目的を達成するための準備状況 (6) 本研究がどのような国際性(将来的に世界の研究をけん引する。協同を 通じて世界の研究の発展に貢献する。我が国独自の研究としての高い価 値を創出する等)を有するか(※この項目は若手研究にはない) 次いで「2応募者の研究遂行能力及び研究環境」、「3人権の保護及び法令等 の遵守への対応」、「4研究計画最終年度前年度応募を行う場合の記述事項」を 書いていく、そして「研究経費とその必要性」「設備備品の明細」「消耗品費の 明細」「研究費の応募・受入等の状況」「エフォート」などは電子申請システム 上で入力する。 いずれにしても、申請書の構成は基本的に「研究目的、研究方法」「応募者の 研究遂行能力及び研究環境」が中心であり、それぞれの種目によって少しずつ 異なる。基盤研究と若手研究では表3-1のようなページ構成になっている。 申請書の各項目において「何を書くべきか」また「何が評価されるのか」 については、次項の3章2以降で1つずつ解説していく.また挑戦的研究 (開拓・萌芽)の申請書は基盤研究や若手研究の申請書とかなり異なるので、 1研究目的、研究方法など 本研究計画調書は「小区分」の査区分で審をされる。記述に当たっては、「科学研究費助成事業におけるを及び評価に 関する規程」(公募要領参照)を参考にすること。 本研究の目的と方法などについて、4頁以内で記述すること。 冒頭にその概要を簡潔にまとめて記述し、本文には、(1)本研究の学術的背景や本研究の着想に至った経緯、研究課題の核心 をなす学術的「問い」、(2)本研究の目的および学術的独自性と創造性、(3)関連分野の研究動向と本研究の位置づけ、(4)本研 究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか、(5)本研究の目的を達成するための準備状況、(6)本研究がどのよ うな国際性(将来的に世界の研究をけん引する、協同を通じて世界の研究の発展に貢献する、我が国独自の研究としての高い 価値を創出する等)を有するかについて具体的かつ明確に記述すること。 本研究を研究分担者とともに行う場合は、研究代表者、研究分担者の具体的な役割を記述すること。 図3-1●「研究目的。研究方法など」の解説部分 図は令和7年度の基盤研究(C)の申請害の実例. (109