学術変革領域研究(A)の公募研究は、和7年度現在は文部科学省が審査 を行っていて、申請書も文部科学省のホームページ(https://www.mext.g a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1351544.htm) から 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援だけは応募期間が異なり、通常は3月から5月までな ので注意しておこう〔参照1章の図1-6). 複数の種目への応募 科研費は1つしか応募できないのではなく、複数の種目に応募することが可 能である。重複制限にならないで複数応募できる研究種目の組合わせを一覧表 にしてある(表2-1,表2-2).複数応募について、応募者の多い種目からまと めていこう.なおここでは学術変革領域は公募研究のみを解説する(領域申請 は扱わない).学術変革領域(A)の公募研究は2領域に応募可能である。 まず基盤研究(C)の新規応募者は、学術変革領域研究(A)の公募研究に応 募できる。基盤研究(C)を継続する者も、学術変革領域研究(A)の公募研究 に応募できる。これらは採択されれば重複して受給できる。 若手研究は1回目の応募と2回目の応募では、応募できる種目が異なっている。 若手研究(1回目)に新規応募するものは、学術変革領域研究(A)の公募研 究に応募できる。 若手研究(2回目)に新規応募するものは、基盤研究(S,A,B),学術変革領 域研究(A)の公募研究、挑戦的研究(開拓)に応募できる(2025年3月現在). ただし基盤研究は(S)と(A)には同時に応募できるが(もちろんどちらか 1種目でもよい),基盤研究(B)は(S)または(A)とは重複して応募できな い。そして若手研究と同時に基盤研究に採択された場合、基盤研究を実施する。 若手研究(1回目)を継続するものは、学術変革領域研究(A)の公募研究の み応募できる。若手研究(2回目)を継続するものは、学術変革領域研究(A) の公募研究と挑戦的研究(開拓)に応募できる。 海外連携研究の継続の応募者は、基盤研究(S,A,B, C)と挑戦的研究( 拓・萌芽)および学術変革領域研究(A)の公募研究に応募でき、両方同時に 採択された場合は基盤研究(S)を除いて両方を実施可能であるが、基盤研究 (S)だけは同時に受給できない〔基盤研究(S)のみ実施する)。なお、海外連 携研究は令和7(2025)年度公募から新規の公募は停止となっている。 80) 科研費獲得の方法とコツ 第9版