77科研費の基金化、調整金、合算使用、バイアウト制度 繰り越し制度 初の予定 今年度 150万円 変更後の研究費「120万円 30万円を繰り越し 次年度 130万円 1 章 計 160万円 調軽金として繰り越し: 繰り越し制度の要件に合わないとき、または繰り越し申請期限の後に繰り越す場合 今年度 次年度 初の予定「 150万円 130万円 前倒し 変更後の研究費120万円 未使用分 30万円 (一度、国庫に返納) 初の予定 今年度 150万円 変更後の研究費[ 計 160万円 調整金として 30万円繰り越し 次年度 130万円 100万円 計 180万円 調金として 30万円を前倒し 図1-14●繰り越しと前倒し 完全に基金化されていない種目において、「調整金」が設定されて、研究費を繰り越したり前倒しで使用できる (この場合の繰り越しは、繰り越し制度の要件に合わないときに繰り越せる制度である)。 ていない種目においては、余った分の翌年度への繰り越しは可能だったが、翌 年度の研究費の前倒し使用はできなかった。しかし、平成25年度から補助金 に「調整金」枠が設定されて、翌年度の研究費から前倒し使用が可能になった (図1-14). これによって基金化されていない種目でも、実質的には基金化さ れた種目と同じように研究費を使用できるようになった。 ●次年度への繰り越し使用 繰り越し制度によって、簡単な手続きと審査を経て、使い切れなかった研究 費は翌年度に使用できる。また、繰り越し制度の要件に合わないときや、繰り 越し申請の締切期限〔令和6年度は令和7(2025)年2月7日〕が終わったあと に繰り越さなければならなくなったときにも、余った研究費を次年度に回すこ とが可能になった。具体的には、未使用の研究費は一度国庫に返納して、次年 度に調整金として配分される(図1-14).したがって研究期間全体の配分額は (63