5申請から採択まで ●挑戦的研究の第2段審査 第1段の書面審査を行った同一の審査委員が「(開拓)」では合議審査によっ て、「(萌芽)」では第2段書面審査によって、採択課題を決定する。 •審査のしくみ ・第1段審査(書面審査)の「総合評点」が最も重要な評価になる。 ・挑戦的研究では「事前の選考」(プレスクリーニング)が行われる. 申請から採択まで 例年の科研費の申請から採択までのタイムスケジュールをまとめておこう(図1-6)・ ・公募の開始と準備 令和8(2026)年度公募では、特別推進研究と基盤研究(S)は和7年4月 11日から公募開始、6月17日に公募締め切り.基盤研究(A,B,C),若手研 発,挑戦的研究,奨励研究では令和7年7月14日に公募開始、9月17日に公募 締め切りの予定である。以前よりも公募時期が早くなったとともに、審査結果 の発表も早くなり、特別推進研究では令和7年1月上旬,基盤研究(S)は2月 中旬,基盤研究(A,B,C)と若手は2月末に、奨励研究は1月上旬に発 表されている。これはあくまでも「審査結果」の発表であり、「交付内定」とは 異なる。交付内定は新年度になってからで、基盤研究(A,B,C)と若手研究 と奨励研究では4月上旬である。挑戦的研究は審査結果の通知と交付内定が6月 下旬に予定されている. また、初めて科研費に申請しようとするときには、それまでに所属研究機関 を通じてe-Radに登録しておかなければならない.e-Radとは「府省共通研究 開発管理システム」のことで,research and development( 研究開発)の頭文字に、electronic(電子)の頭文字を冠したものである。 だけだとなんのことかわかりにくいが、ある研究者がどの研究費をいくらもらっ ているかをまとめて管理して、研究費の「不合理な重複」や「過度の集中」を なくそうというものだ。e-Radに登録した際にもらえるID・パスワードは寛子 申請のときに必要になるので、必ずメモしておこう〔参照 1章1:科研費とは?、 4章3:電子申請の実際)。 章 5