11料研費とは? てることができる時間が十分確保されていること 〔令和7(2025)年度科研費公募要領より引用〕 である. また一部の大学院生(前述の社会人大学院生)を除いて、大学院生は基本的 に科研費には応募できないが、日本学術振興会特別研究員のDCに採用されて いれば、受入研究機関から特別研究員奨励費と国際共同研究強化の2種目に、研 究代表者として応募が可能であるし、研究分担者としてはすべての研究種目に 参画することも可能である。 さらに日本学術振興会特別研究員のPD・RPDに採択されている者は、先の 応募要件を満たす場合は、受入研究機関から特別研究員奨励費以外の下記の研 究種目に、研究代表者として応募が可能である。 ①学術変革領域研究(A)の公募究,② 基盤研究(B・C),③挑戦的 究(萌芽),④若手研究,⑤ 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化) また、研究分担者として参画する場合は、研究種目の制限はない(上記①~ ⑤以外にも参加できる). PD・RPDの者は、特別研究員の採用期間を超える形で応募することも可能 である。ただし、複数の研究機関において応募要件を満たす場合であっても、 受入研究機関からのみ応募や参画が可能である。 ②研究者情報登録の確認(e-Rad) 応募時点で前述の要件を満たすようであれば、所属研究機関に申請して e-Radに研究者情報を登録してもらう。研究者番号、生年月日、連絡先、 などの個人情報を登録する。 ③電子申請システムを利用するためのID・パスワードの取得 e-Radに登録すると、応募書類の電子申請のためのID・パスワードがもらえ る〔参照4章3:電子申請の実際)。大切にメモしておこう. ④重複制限の確認 科研費はどの種目でも、またいくつでも応募できるのではなく、種目によっ て応募資格の制限があるし、重複して申請することも制限されている。学術変 革領域研究(A)の公募研究(異なる領域であれば2課題応募できる)以外で は、1種目に1課題しか応募できないが、種目の組合わせによっては複数応募で きるので、採択の可能性を広げるためにも応募できる種目にはぜひチャレンジ 1 章 25