--- title: "4. 審査委員は誰?―審査区分を選ぶにあたって②" book: 科研費獲得の方法とコツ 第9版 chapter: 第2章 科研費応募の戦略 pages: 94-95 images: page_0094.png ~ page_0095.png --- # 4. 審査委員は誰?―審査区分を選ぶにあたって② その年の審査委員が誰なのかを知る方法はない。しかし、n年度公募の審査を行った審査委員について、n年度公募の応募研究課題の審査を行ったすべての審査委員の任期が満了する年度(n+2年度)に日本学術振興会が公表することになっている。例えば令和8年度公募の審査委員は令和10(8+2)年度に公表される。 日本学術振興会の科学研究費助成事業のホームページで、サイドバーの(あるいは右上の「MENU」の)「審査・評価関係」から「審査・評価について」→「科学研究費委員会」とたどっていくと「審査委員名簿」がある。第1段審査委員と第2段審査委員の名簿をダウンロードできる(図2-4)。 20年分近くの審査委員が公表されているので大いに参考になる。何年か分のリストを見ると、自分の知り合いの先生が、応募する審査区分(応募分野)にいるかどうかがわかる。いうまでもなく、審査委員があなたの申請書を採択するか却下するかを決める。そのため審査委員と知り合いで仲がよいことは有利な印象があるかもしれない。総合評点が1点多いかどうかが採択か不採択かの結果に大きな影響を与えるからだ。ただし、申請書の書面審査は3名〔基盤研究(C)、若手研究〕、5名〔基盤研究(B)〕、7~8名〔基盤研究(A)、挑戦的研究〕の審査委員によって行われるので、たとえ1人の審査委員がよい点数を付けても、他の審査委員の評価がよくなければ採択される可能性は低くなる〔参照1章4:審査のしくみ〕。 > --- > **➡ 審査委員の調査** > > 応募する分野の審査委員は誰なのか、過去のデータから調べておこう。 > ---