てきれいに清書しました。すでにある情報をどう配置したら見えやすくな るのかというのを考える仕事だったと思います。 レイアウトは、研究から治療へという時系列的な順番があると思うの で、階段状にしたらわかりやすいのではないかと思い、このような配置を 提案しました。実験動物や研究者などの絵の要素はサイエンス系ではない イラストレーターでも描けますが、器具の持ち方が違うなどのチェックが 入る可能性はあります。私たちは理系のバックグラウンドがあるため、そ のような間違いはあまりないです。 Q3) 依頼を引き受けるにあたり心がけていることはありますか。 はやのん氏:どんな分野のどんなテーマの依頼でも対応するように心がけ ています。また、依頼者は、知っていることをたくさん詰め込もうとする ことが多いのですが、見た人が受け取り切れないことも多いです。料理の ように、受け取り手がちゃんと食べられるような大きさ・形にして順よく お出しするようなイメージで制作しています。 Q4)今後の展望を教えてください。 はやのん氏:いままで研究者に言われて嬉しかったのは「絵がよかったと いう理由で論文誌での掲載位置がよくなった」というものでした。自分は 研究を応援する立場で、主役は研究者の方や研究そのものなので、研究の 役に立ったと思えると嬉しいです。まだまだ紹介したい、説明しなければ ならない研究や現象はたくさんあって、それを絵にする力を私たちはもっ ているので、今後も研究を応援できたらいいなと思っています。 また、私は大学院でアカデミックライティング教育について研究してい たので、絵だけでなく文章でも説明することを重視してきました。あらゆ る方法で研究の説明ができる人を増やしたいという気持ちが強いため、若 手の育成、応援もしていきたいです。 224 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ