藤野氏:図②-3は学会発表のポスター用に結論をまとめた図です。どこま でが既知の情報で、今回わかったのが何なのかということを明確にしなが ら図に落とし込むのが一番大変でした。研究担当者にヒアリングをしてポ イントを軽理し、新規性の部分が一番目に入るようにし、メカニズムの議 論も併記する構成にしました。 Q4)今後の展望を教えてください。 松崎氏:社内のサイエンス・コミュニケーションの役割を担うわれわれに とって、サイエンスイラストの活用は、もはや欠かすことができない重要 なスキルになっています。今後も組織としてその機能を強化していきたい と考えています。欲を言えば、一流のプロレベルのイラストを制作できる 組織にしていきたいです。 また、個人としては、胸を張って「これが自分の強みです」と誰に対し ても言えるところまでスキルを高めたいです。 吉田氏:山田養蜂場がミツバチ産品の研究をしていることはあまり知られ ていないと感じています。プレスリリースにサイエンスイラストを載せる とアクセス数があがってきているので、堅実にイラストをつくって、山田 養蜂場がミツバチ産品のリーディングカンパニーで研究もしているという ことが、消費者の方にも知れわたることをめざしたいです。 藤野氏:現在は社内向けの資料が多いですが、社外の人の目に触れるイラ ストも増やしていきたいです。それがローヤルゼリーをはじめ、山田養蜂 場が扱う素材の魅力を知るきっかけになれば嬉しく思います。より興味を 引けるようなイラストをつくれるよう力をつけていきたいです。 210 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ