インタビュー●さまざまな制作の支援者 2 企業の研究開発部でサイエンス - イラストレーターチームをつくる 株式会社山田養蜂場 R&D本部 松崎英典、吉田航志郎、藤野小夏 学術情報の調査や自社研究所で得られた研究成 果の社内外発信を担う。ミツバチ産品の魅力を お客様に届けるために、多くの社員にとって理 解が難しい専門的な情報をわかりやすく伝える ことをミッションとしている。その手段として サイエンスイラストを導入し、日々研鑽を重ね ている。 株式会社山田養蜂場では、R&D本部に所属する松崎氏、吉田氏、藤野氏が図制 作とそのスキルアップに取り組んでいます。企業での研究概要図制作について3 名にインタビューを行いました。 Q1 皆さんは普段どんな部署で働いていて、なぜサイエンスイラス ト制作をはじめたのでしょうか。 松崎氏:株式会社山田養蜂場は岡山県鏡野町に本社を置く従業員数約600 名の会社です。もともと養蜂業からはじまり、現在は通信販売を主軸に、 ミツバチ産品や天然素材を活かした健康食品や化粧品、はちみつ・自然食 品の製造・販売をしています。その研究開発部門であるR&D本部には、 健康科学研究所と美容科学研究所、知的財産室、そしてわれわれが所属す るR&Dサービス開発室が存在します。 R&Dサービス開発室は、研究所の研究成果などを社内外に発言するこ とを主なミッションとしています。例えば、研究所が論文や学会で新たに 発表した内容について、社内向けでは営業や広報、商品開発部門に対して わかりやすく解説した資料を、社外向けではメディアに対して発する研 究のブレスリリース原稿などを制作しています。また、お客様が抱える健 206 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ