このような注意点を踏まえたうえで特徴的な画風を用いれば、より印象 に残る魅力的な研究概要図をつくれる可能性があります。画風をコントロー ルするには高い描画スキルが必要になるので、難しいと思う場合はプロに 依頼するのがよいかもしれません。 ここでは特徴的な画風の例として、アイソメトリックとキャラクター利 用の2つのタイプの考え方を紹介します。 2アイソメトリックにする アイソメトリックとは斜め上から俯した視点で立体物を描く手法のこ とで、等角投影図法やアイソメ図ともいいます。建築や技術系の分野では 以前から使われてきた手法ですが、近年はそれ以外のイラスト制作でもよ <利用されるようになりました。立体のX軸、Y軸、Z軸をすべて120 等間隔で示すのが特徴です。一般的なイラストは遠近感を出すために奥側 を小さく、手前側を大きく描きますが、アイソメトリックの場合は遠近感 がなく奥と手前で全く同じ大きさになります(図7-6)。 ゲノム解析センター ATGC AGGC ATGG 患者ゲノムと 治療リスクの解析 患者の医療情報の収集 図7-6 アイソメトリックを利用する 患者ゲノムに合わせた 最適な治療の提供 4.印象に残る図にしたい 183