方面に手前側に位置する要素を大きく配置します(図7-4)。遠近感を表現 する方法としては、大きさや配置に変化をつける方法以外にも、奥側の要 素の色を薄くし手前に向かうほど濃くする方法や、奥の要と手前の要素 をあえて少しだけ重ねて、重なりの順番がわかるようにする方法などもあ ります。遠近法では手前に来る要素ほど大きく表現されて強調されるため、 プロセスの最終段階や「現在」を強調して見せたい場合には有用です。 ABC 遺伝子 ON マウス発生における ABC遺伝子の役割 受精 E4.5 ABC Hii E6.5 Defg E9 初期器官形成 図7-4 遠近法を使ったレイアウトにする 〇〇器官形成へ E11.5 遠近法を使う場合の注意点は、プロセスが長いなどの理由で、途中で折 れて二段になってしまわないようにすることです。流れが一段以内に収ま るように調整してください。また、あまりにもプロセスのステップ数が多 いと、奥側の要素が小さくて見にくくなったり、全体が捉えにくくなった りするので、2~5プロセス程度に抑えるほうが効果的です。また、要素の 位置と大きさのバランスが悪いと遠近法だとわかりにくくなりますので、ラ 7段階や制作段階で必ず何度か遠目から見て、図全体のバランスを調整す るようにしてください。 3.ぱっと見のインパクトを高めたい 179