第7章●もう一歩上をめざす:図の魅力をさらに高める方法 2 アイキャッチ力を 高めたい 1研究テーマを知らせる要素を大きく入れる 人は、新しい知識を得るときには、その知識を自分がもっている知識の ネットワークの中につなげながら理解をします。このため、新しい知識が 既存のどの知識とかかわるかがすぐにわかると、円滑に新しい知識をネッ トワークにつなげられるようになり、理解がしやすくなります。研究概要 図をつくる際にもこの性質を利用し、ターゲットならば知っていそう・す ぐ理解できる大きなテーマを知らせるイラストや文字を、すぐに目につく よう図の中で大きく描くと、研究の位置づけがすばやく把握できるように なるため、内容の理解がしやすくなります。 例えば、実験材料がすぐにわかるよう、マウス・サルなどの実験動物を 大きく描く、研究対象となっている疾患の種類がわかるよう、「糖尿病」と いう文字を目立つ位置に入れる、あるいはどのような製品やサービスに結 びつく成果なのかわかるよう、ロボットや自動車などの製品のイラストを 大きく描くなどの方法です(図7-3)。大きく描く対象は、イラストで表現 すると認識が速いですが、イラストにしにくい対象の場合は文字(タイト ル含む)でも構いません。 2.アイキャッチ力を高めたい 175