COLUMN ⑥ ほかにも、論文や参考文献、プレスリリース本文など、提供できる資料が あれば依頼時や制作段階で提供します。 なお、金額は、もしも予算が決まっているならば予算を提示してその金 額で対応してもらえるか聞き、全く決まっていない、わからないならばプ 口に見積もりを出してもらい、その見積額を見て判断してください。金額 の設定は制作内容や制作条件、使用条件、求めるクオリティ、それぞれの プロの方針によっても異なるので、事前に予測するのは容易ではありませ ん。おおよその目安として研究概要図の価格は数万~20万円程度ではない かと思いますが、例外もあります。金額を公表しているところもあります し、相見積もりも可能ですので、まずは問い合わせてみるのがよいと思い ます。 納期も制作技法や内容、プロによって異なります。研究概要図 1枚の場 合、メールや打ち合わせなども含めて最低3~4週間はほしいところです。 もちろん、1週間以内でもつくってくれるプロはいると思いますが、時間が ないとクオリティに影響しますので、できるだけ時間に余裕をもつように してください。 依頼が確定したら、契約を結び、プロに制作を始めてもらいます。一般 的な制作の流れとしては、メールやオンライン、対面などで打ち合わせを したあと、プロがラフ案を制作し、その内容を依頼者がチェックします。修 正後にプロが本制作を行い、完成後に依頼者が再びチェックした後に微修 正を行い、完成・納品という流れになると思います。研究概要図はデジタ ル制作の場合がほとんどですので、納品はメールなどで行われることが多 いです。 支払いは、依頼者が大学や研究所、企業に所属する場合、請求書払いが 必要という場合が多いと思います。制作会社やサイエンスイラストレーター、 メディカルイラストレーターであれば3連伝票や請求書の後払いに対応し ているところがほとんどだと思いますが、心配ならば依頼時に確認するよ うにしてください。 170 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ