像度とは画像のデータの密度のことです。解像度が不足するとぼやけてし まい、文字が読めなくなり、読み手にストレスを与えます(図5-40)。適 切な解像度は、ディスプレイ表示用の場合は96 ppi程度、印刷媒体用の場 合は300~350 dpi程度といわれています。ここでいう ppiとdpiはどち らも解像度の単位です。ppiはモニター表示で使われる単位で、1インチ (25.4mm)あたりに並ぶピクセル数を指します。dpiは印刷物で使われる 単位で、1インチ当たりに並ぶドットの数を指します。なお、解像度は密度 なので、図のサイズを変更すると解像度も変化します。300 dpiの画像を 2倍に拡大すれば、解像度は150 dpiに下がります。このため完成サイズ で表示したときにディスプレイなら 96ppi、印刷なら 300dpi必要です。 解像度が不足 canditionlcondition2 Transcription Repres sor Genel Genel 解像度がやや低い 適切な解像度 condition1 Transcription Genel H condition2 Repressor Genel condition1 Transcription Genel condition2 Repressor Genel ProtenB iProtainc ♥ProteinB +Proteinc ♥ ProteinB : Proteinc ProbinA ProbinA ProteinA ProteinA ProteinA ProteinA inflamma fan inflamm ation inflammation 文字がつぶれて読みにくい ぼやけて見にくい 明確で美しく読みやすい 低 高 図5-40 解像度と見え方の違い また、解像度は高いほどくっきり見えますが、高ければ高いほどいいわ けではありません。解像度が高くなると、同じ物理的な画像の大きさでも、 ファイルサイズが大きくなり、重たくなってしまうためです。重たい画像 は読み込みに時間かかったり、データ送に負荷がかかるなどの問題が生 じますので、できるだけ適切な解像度になるように調整しましょう。 解像度は使っているアプリケーション上で確認するか、Windowsならば 画像データの「プロパティ」の「詳細」から、Macならば画像をプレビュー で開いて「ツール」、「インスペクタを表示」から確認することができます。 150 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ