選ぶことです(図5-28)。色相環で近い位置関係にある色は色味が似てい るため、馴染みやすく感じます。また、同じ色相で、明度や彩度を変えた 色を使うのも有効です。色の統一感は出しつつ、色にバリエーションが出 ます。 似た色合いの例 彩度・明度が違う色の例 図5-28 似た色を利用する あるいは、特に目立つ必要がない要素であれば、ベースカラーである灰 色や、メインカラーで統一して描いてしまう方法もあります。例えば10個 の要素があったとき、すべて違う色合いにする必要はありません。むしろ 色を変えない方が、全体を把握しやすくなることもあります。 メインカラーやアクセントカラーを増やすことも可能です。アクセント カラーを増やす場合は、色数を増やしたとしてもアクセントカラーを利用 した面積の合計ができるだけ少なくなるように抑えてください。 熱帯の生物など、カラフルな見た目の要素のイラストを入れる場合、そ れだけで何色も使ってしまうという場合もあると思います。対象の色を表 現したい場合はある程度色が増えることはしかたありませんが、使う色ど うしの彩度や明度を揃える(淡い色に統一するなど)ことで、ある程度バ ランスのとれた印象になります。 4.効果的に伝わるカラー戦略135