類ものフォントを使うと、統一感がなく、散らかって見えてしまいます。 ただし、次に紹介する同じフォントファミリーのフォントであれば統一 感を維持できますので、太字とレギュラーと細字など、何種類か使っても 問題ありません。 ④強調にはフォントファミリーを活用する 文字を強調する際、太さの違いはぜひ活用したいところです。太い文字 は通常の文字よりも目立つため、大事な情報であることがすぐにわかりま す。太さをうまく使いこなすだけでも、図を視覚的に整理することが可能 です。 太さの変更で注意したいのは、文字をPowerPointなどの太字機能、す なわちBボタンで太くするだけでは、見やすくならないことがあるという 点です。例えば、MSゴシックの文字に対してBボタンを押すと、擬似ボー ルドといって機械的に太くしただけのフォントになります。デザイナーが 見やすくデザインした太字フォントではないので、太字ではないフォント との太さの違いがあまりわかりません。太字を使う際には擬似ボールドで はなくフォントファミリーを利用するのが有効です。 フォントファミリーとは、似たデザインで太さなどにバリエーションを もつフォントのクループのことです(図5-17)。フォントファミリーには、 ふつうと太字の2種類のみのフォントもあれば、細字や極太など何種類も あるフォントもあります。フォントファミリーのフォントは擬似ボールド と違い、デザイナーが太さの違いがわかるようデザインしてくれているの で、太さを変えたときでも差がわかりやすいです。 フォントファミリーを探すには、フォント一覧のなかでフォント名に 「W3」などの数字や「Bold」「B」などの文字が入っているかどうかで判断 します。ヒラギノの場合は「W3」「W6」などと表示され、数字が大きいほ ど太くなります。Windows製品の場合には、フォント一覧のなかで「B」 などが入った太字フォントを選択する方法と、Bボタンを押してフォント ファミリーのなかの太字フォントにする方法があります。 気を付けたいのは、Bを押したときに擬似ボールドになるフォントと、 3. 文字を見やすく表現する 121