揃えの作業がやりやすくなる位置にガイドを作るとよいです。ただしガイ ド線があまりにも多いと画面が線だらけで見にくくなりますので、作業の しやすさを意識しながら追加してください。 ガイドとグリッドはレイアウトができる多くのアプリケーションで設定 が可能です。PowerPointであれば「表示タブ」のグリッド線、ガイドに それぞれチェックを入れれば表示できますし、Adobe製品はもちろん、フ リーソフトでも表示できるものがあります。各アプリケーションでの表示 のしかたはインターネットで検索するなどして確認してみてください。ま た、グリッドとガイドは両方あると画面が見にくくなりやすいので、どち らか使いやすい方だけを利用するので問題ありません。 9余白はどこに入れるのか レイアウトの最後のお話は余白です。余白はただの「余った空間」と思 われがちですが、実はわかりやすさや関心の引きやすさに直接的に影響を 与えます。もしも余白が足りなければ、落ち着きのない窮屈な印象を与え、 視覚的に見にくい図になります。さらには余白がないと情報のまとまりも 認識にしにくくなります。 では、研究概要図にどのような余白を入れるのがよいのでしょうか。以 下に主なものをまとめてみます。 ①図の上下左右に入れる 余白を入れる基本の場所は、図の上下左右の内側です(図5-12)。スラ イドでいうと、だいたい1文字分以上の余白、割合でいうと、横幅の数% くらいの余白があると、見やすくなるといわれています。厳密に考える必 要はありませんが、余白がほとんどない状態は避けてください。図の外枠 ギリギリにある要素や文字が見にくくなることがあります。 ②関連性の低い要素の間に入れる 「6関連性の高い情報をグループ化する」の項目でも説明した通り、余白 は情報のまとまりを見せるためにも必要です。大きなレイアウト同士の間 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ