COLUMN ② 図の制作アプリケーションの 選び方 図を仕上げるにあたり、まずは制作するアプリケーションを選ぶ必要が あります。あなたは研究概要図をつくるにあたりどのアプリケーションを 使っているでしょうか? おそらく最も多いのはPowerPointだと思います。次にAdobe Illus- tratorやPhotoshopなども使っている人は多いでしょう。Macの方は Keynoteを使う場合もあると思います。最近だとCanvaやフリーのアプ リケーションを使っている方も見かけます。とはいえ、明確な意図をもっ てアプリケーションを選んでいる人は少数派かもしれません。「PowerPoint は使い慣れているけど、それだけの理由でPowerPointを使っていいのだ ろうか?」「高額なソフトはサブスクリプションが辛い。フリーソフトでな んとかならないもの?」といった疑問の声もききます。 実際、研究概要図をつくるのに適したアプリケーションはどれなのでしょ うか。描きたい図の画風や操作性の相性などもあるので一概にはいえない のですが、ここでは皆さんが考える際の参考として、いくつかのアプリケー ションを紹介したいと思います。 もしもあなたの作図作業がレイアウト中心、すなわち文字や既存の素材、 図形などの要素を挿入・配置し、色や大きさを調撃することがメインであ るならば、普段使っているPowerPointやKeynote などのアプリケーショ ンで十分対応できると思います。もちろん、ほかにもCanvaやGoogleス ライドのようなオンラインツールも利用できます。Adobe Illustratorを 使えば、PowerPointよりも文字の詰めや位置などの微調整が簡単に素早 くでき、豊富な機能を使って図のクオリティも高めることができますが、こ だわりがない場合、操作に慣れるのが大変だという場合、複数の研究者で 共同編集したいという場合があることも考慮するとPowerPointを第1候 補とするのがよいのではないでしょうか。 45