--- title: AI Guide - グラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ Knowledge Base audience: AI assistants (Claude, GPT, etc.) --- # 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ - AI Guide ## この知識库について 本知識库は書籍『申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ』(有賀雅奈著、羊土社、2026年1月)を構造化したMarkdownファイル群です。 | 項目 | 内容 | |------|------| | 書名 | 申請書・論文で役立つグラフィカルアブストラクト作成の基本とコツ | | 著者 | 有賀雅奈(岐阜大学パーマネントフェロー・学際融合拠点 博士(融合科学)) | | 出版社 | 羊土社 | | 出版年月 | 2026年1月 | | 総ページ数 | 234 | | 構成 | 7章・番外編・インタビュー・COLUMN 7本・チェックリスト | | MDファイル数 | 40 | **対象:** 研究概要図(グラフィカルアブストラクト)の制作方法を体系的に解説した実用ガイド。申請書・論文・プレスリリース向けの図の設計からデザインまでをカバー。 **本書の特徴:** 視覚デザインの解説書であるため、多くのページが図・配色例・レイアウトパターン・Before/After比較等の視覚的コンテンツを含む。MDファイルでは教学テキストの完全転録に加え、視覚案例には構造化されたデザイン分析記述(構図・配色・ポイント)を付与している。 ## ファイル構造 ``` グラフィカルアブストラクト-kb/ ├── AI_GUIDE.md ← 本ファイル(最初に読むこと) ├── extract_text.py ← OCRテキスト抽出スクリプト ├── pdf/ ← 原書のPDF ├── images/ ← 原書の各ページのPNG画像(page_0001.png〜page_0234.png) ├── raw_text/ ← OCRテキスト(参考用、page_0001.txt〜page_0234.txt) └── markdown/ ← 構造化Markdownファイル(40ファイル) ``` ### 各ディレクトリの用途 - **markdown/**: メインの知識源。まずここのファイルを読む。 - **images/**: 原書のスキャン画像。MD中の図表参照や不明瞭な箇所の確認用。ファイル名の番号=ページ番号(page_0042.png = 42ページ)。 - **raw_text/**: OCR抽出テキスト。文字検索用の補助資料。精度はmarkdown/を優先。 ## 使い方 1. **まず本ファイルを読み**、知識库の構造と目次を把握する 2. **目次またはデザイン主題索引からユーザーの質問に関連するファイルを特定**し、該当MDファイルを読む 3. **テキストに不明な箇所がある場合**、images/page_NNNN.png を参照する 4. **図表の詳細が必要な場合**、MD内の `` から対応画像を特定 5. **本書は視覚デザインの本なので**、図の構成分析だけでなく実際の画像を見ることで理解が深まる ## 注意事項 - テキストはOCR + AI校対で生成。重要な箇所は images/ の原本画像で確認すること。 - 各MDファイルのYAMLフロントマターに `pages`、`images`、`keywords` フィールドあり。 - 図表はMD内にテキスト描写 + 画像参照ポインタの構成。視覚案例には構造化デザイン分析あり。 - COLUMN(7本)は各節のMDファイルに埋め込み済み。 --- ## 章節目録 ### 前付け | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch00_まえがき.md | 3-4 | 著者の挨拶、対象読者、本書の構成と使い方 | ### 第1章 なぜつくる必要があるのか:研究概要図の役割とゴール(p.7-26) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch01_1_研究概要図が求められる理由.md | 8-12 | 研究概要図の定義、使用場面(申請書・ジャーナル・プレスリリース)、需要増加の背景 | | ch01_2_研究概要図の効果.md | 13-17 | 4つの効果:注意喚起、理解促進、記憶定着、アイデア整理 | | ch01_3_引用や読者拡大.md | 18-19 | エビデンスに基づく効果検証:引用数・SNS拡散への影響 | | ch01_4_よい研究概要図の条件.md | 20-26 | 3条件:興味喚起・要点理解・価値伝達。**COLUMN ①** ターゲットの視覚文化を考える | ### 第2章 図の質は準備で決まる:コミュニケーション戦略の設計(p.27-48) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch02_1_コミュニケーション戦略.md | 28 | 5つのコミュニケーション戦略の概要紹介 | | ch02_2_誰に伝えるのか.md | 29-34 | ターゲット設定:関心の明確化、3つの使用場面別ターゲット、具体的な人物像の設定 | | ch02_3_研究の価値を明確化.md | 35-38 | 7種類の研究価値(知的・学術的・技術的・経済的・社会的・文化芸術的・教育的)、ズームアウト法 | | ch02_4_ターゲットに響く価値.md | 39-40 | ターゲットの価値観と研究価値の重なりを見つける方法 | | ch02_5_メッセージをつくる.md | 41-48 | メッセージの設計法(60〜70字目安)、段階的改善例。**COLUMN ②** 図の制作アプリケーションの選び方 | ### 第3章 戦略をかたちにする:ラフ案の原案作成法(p.49-76) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch03_1_ラフ案はなぜ必要なのか.md | 50-51 | ラフ案の定義と「ありあわせの図」を避ける重要性 | | ch03_2_掲載サイズを考える.md | 52-56 | 申請書(縦60-75mm)・ジャーナル(指定ピクセル)・プレスリリース(A4/A5)のサイズ | | ch03_3_パネル式レイアウト.md | 57-64 | パネル式レイアウトの方法論:申請書向け5パターン、論文・プレスリリース向け6パターン | | ch03_4_レイアウトが考えつかないとき.md | 65-67 | 基本3パネル法:課題/提案/効果、方法/結果/理論、前提/方法結果/主張効果 | | ch03_5_細部を組み立てる.md | 68-76 | 図の要素カタログ:接続型8種・囲み型2種・配置型8種・その他8種。**COLUMN ③** 研究者向けの図制作支援アプリケーション | ### 第4章 図の中身を整理する:ラフ案のブラッシュアップ(p.77-100) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch04_1_ビジュアライズ.md | 78-83 | 二次元的展開(文章→表→図解→ピクチャ)、視覚的具体性の4段階、注意点 | | ch04_2_タイトルと見出し.md | 84-86 | 全体タイトルとグループ見出しの効果的な使い方 | | ch04_3_情報量の適正化.md | 87-97 | 適正情報量の4条件、情報を削る3ステップ、削減プロセスの実例、削れない場合の対処法 | | ch04_4_説明不足を解消.md | 98-100 | 説明不足の3パターン、専門用語の4つの対処法、第三者チェックの重要性 | ### 第5章 図の見た目を整理する:理解を促すビジュアルデザイン(p.101-154) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch05_1_視覚的整理の効果.md | 102-104 | 視覚的整理のBefore/After実例、PowerPointキャンバスサイズ設定 | | ch05_2_レイアウトを整理.md | 105-116 | 視線の流れ(左→右、Z型)、理解順と視線のずれへの6対処法、グループ化、整列、余白活用 | | ch05_3_文字を見やすく.md | 117-124 | 推奨フォント(ゴシック/サンセリフ)、和文・欧文の使い分け、フォントサイズ目安表 | | ch05_4_カラー戦略.md | 125-135 | 色の4役割、3色システム(ベース70%/メイン25%/アクセント5%)、色覚多様性対応、配色ツール | | ch05_5_表現をわかりやすく.md | 136-147 | 矢印のデザイン、吹き出し・囲み、イラスト/アイコン素材サイト、グラフ・画像・表の挿入、表現統一、強弱のつけ方 | | ch05_6_最終チェック.md | 148-154 | 本文との整合性、第三者チェック、画像書き出し(解像度: 表示96ppi/印刷300-350dpi)。**COLUMN ④** 著作権の基本 | ### 第6章 一度きりではもったいない:別メディアへの展開(p.155-170) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch06_1_最大限活用.md | 156-158 | 再利用先:プレゼン、SNS、ウェブサイト・データベース | | ch06_2_再利用の落とし穴.md | 159-162 | 6つの注意点:ターゲット違い、メディア特性、著作権、共同研究者、情報更新、フォーマット | | ch06_3_思考のツール.md | 163-170 | 図の制作を思考整理に活用する方法。**COLUMN ⑤** サイエンス/メディカルイラストレーターとは、**COLUMN ⑥** プロに依頼する:探し方と依頼の方法 | ### 第7章 もう一歩上をめざす:図の魅力をさらに高める方法(p.171-188) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | ch07_1_変化や差をわかりやすく.md | 172-174 | 対比型レイアウト:2分割型と共有要素型 | | ch07_2_アイキャッチ力.md | 175-177 | 注目を集める技法:テーマイラスト大写し、キーとなる研究要素の活用 | | ch07_3_インパクト.md | 178-181 | 視覚インパクト:自由レイアウト、遠近法レイアウト、曲線レイアウト | | ch07_4_印象に残る図.md | 182-186 | 特徴的な画風、アイソメトリック、キャラクター活用 | | ch07_5_スキルアップ.md | 187-188 | インプット/アウトプットの継続と制作経験の蓄積 | ### 番外編 学んだスキルの実践例:実例 Before After(p.189-199) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | extra_1_申請書のBeforeAfter.md | 190-191 | 建築分野の申請書用研究概要図の添削事例 | | extra_2_ジャーナルのBeforeAfter.md | 192-193 | 小児アレルギー学の総説論文用図の添削事例 | | extra_3_プレスリリースのBeforeAfter.md | 194-199 | AI肝疾患予測のプレスリリース用図の添削事例。**COLUMN ⑦** 画像生成AIの活用法 | ### インタビュー さまざまな制作の支援者(p.201-224) | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | interview_制作の支援者.md | 202-224 | 5名へのインタビュー:①井上寛美(研究支援者)②山田養蜂場R&D(企業イラストチーム)③高柳航(研究所デザイナー)④大内田美沙紀(大学教員+イラストレーター)⑤はやのん(理系漫画家) | ### 後付け | ファイル | ページ | 内容 | |---------|--------|------| | appendix_あとがき.md | 225-226 | 著者あとがき | | appendix_参考文献.md | 227-229 | 参考文献リスト(51件) | | appendix_チェックリスト.md | 230-231 | 制作チェックリスト(26項目)+ 依頼チェックリスト(7項目) | --- ## デザイン主題索引 ユーザーの質問がデザインの特定テーマに関する場合、以下の索引から関連ファイルを特定できる。 ### 配色・カラー - **ch05_4_カラー戦略.md** — 3色システム、色覚多様性対応、配色ツール(**最重要**) - ch07_1_変化や差をわかりやすく.md — 対比的な色使い - ch07_3_インパクト.md — 色のインパクト - extra_1_申請書のBeforeAfter.md — 配色改善の実例 ### レイアウト・構図 - **ch03_3_パネル式レイアウト.md** — パネル式レイアウトの11パターン(**最重要**) - **ch05_2_レイアウトを整理.md** — 視線の流れ、整列、グループ化、余白(**最重要**) - ch03_2_掲載サイズを考える.md — 掲載サイズと配置 - ch03_4_レイアウトが考えつかないとき.md — 基本3パネル法 - ch04_3_情報量の適正化.md — 情報整理による配置改善 - ch07_1_変化や差をわかりやすく.md — 対比型レイアウト - ch07_3_インパクト.md — 自由・遠近法・曲線レイアウト ### フォント・文字 - **ch05_3_文字を見やすく.md** — 推奨フォント、サイズ目安、和文/欧文(**最重要**) - ch04_2_タイトルと見出し.md — タイトルと見出しの効果 ### 矢印・図表 - **ch05_5_表現をわかりやすく.md** — 矢印デザイン、吹き出し、囲み、グラフ/画像/表の挿入(**最重要**) - ch03_5_細部を組み立てる.md — 接続型要素カタログ(矢印8種) ### アイコン・イラスト - **ch05_5_表現をわかりやすく.md** — 素材サイト、挿入ガイドライン(**最重要**) - ch04_1_ビジュアライズ.md — ビジュアル具体性の段階 - ch07_4_印象に残る図.md — 画風、アイソメトリック、キャラクター - ch03_5_細部を組み立てる.md — アイコン・イラストの注意点 ### ターゲット・メッセージ設計 - **ch02_2_誰に伝えるのか.md** — ターゲット設定の方法論(**最重要**) - **ch02_5_メッセージをつくる.md** — メッセージ設計(60〜70字)(**最重要**) - ch02_3_研究の価値を明確化.md — 7種類の研究価値 - ch02_4_ターゲットに響く価値.md — ベン図法による価値の重なり ### ラフ案(下書き)制作 - **ch03_1_ラフ案はなぜ必要なのか.md** 〜 **ch03_5_細部を組み立てる.md** — 第3章全体がラフ案制作法 ### Before/After 実例 - **extra_1〜3** — 番外編3例:申請書・ジャーナル・プレスリリース - ch04_3_情報量の適正化.md — 情報削減の段階的Before/After - ch05_1_視覚的整理の効果.md — 視覚整理のBefore/After - ch05_2_レイアウトを整理.md — レイアウト改善のBefore/After - ch05_3_文字を見やすく.md — フォント改善のBefore/After ### ツール・アプリケーション - COLUMN ② (ch02_5内) — 制作アプリケーションの選び方(Illustrator/Photoshop/PowerPoint等) - COLUMN ③ (ch03_5内) — 研究者向け支援アプリ(BioRender/Mind the Graph/MEDITOR等) - ch05_1_視覚的整理の効果.md — PowerPointキャンバス設定 - COLUMN ⑦ (extra_3内) — 画像生成AIの活用法 ### 著作権・外注 - COLUMN ④ (ch05_6内) — 著作権の基本、CCライセンス - ch06_2_再利用の落とし穴.md — 再利用時の著作権注意点 - COLUMN ⑤ (ch06_3内) — サイエンスイラストレーターとは - COLUMN ⑥ (ch06_3内) — プロへの依頼方法 ### メディア展開・再利用 - **ch06_1_最大限活用.md** — 再利用先(プレゼン/SNS/ウェブ)(**最重要**) - ch06_2_再利用の落とし穴.md — 6つの注意点 - ch06_3_思考のツール.md — 思考整理ツールとしての活用 --- ## COLUMN 一覧 | No. | タイトル | 所在ファイル | ページ | |-----|---------|------------|--------| | ① | ターゲットの視覚文化を考える | ch01_4_よい研究概要図の条件.md | 25-26 | | ② | 図の制作アプリケーションの選び方 | ch02_5_メッセージをつくる.md | 45-48 | | ③ | 研究者向けの図制作支援アプリケーション | ch03_5_細部を組み立てる.md | 74-76 | | ④ | 著作権の基本 | ch05_6_最終チェック.md | 152-154 | | ⑤ | サイエンス/メディカルイラストレーターとは | ch06_3_思考のツール.md | 164-167 | | ⑥ | プロに依頼する:探し方と依頼の方法 | ch06_3_思考のツール.md | 168-170 | | ⑦ | 画像生成AIの活用法 | extra_3_プレスリリースのBeforeAfter.md | 196-199 | --- ## チェックリスト摘要 本書のチェックリスト(p.230-231)の主要項目: ### 制作時(26項目) - 研究の価値を伝えるターゲットは明確ですか? - 研究の価値を伝えるメッセージが明確に読み取れますか? - 情報が二次元的にビジュアライズされていますか? - レイアウトがわかりやすく整っていますか? - 配色は3色程度にまとめられていますか? - フォントの種類が整理されていますか? - 文字を含む画像の解像度は足りていますか? - 本文と図の間に食い違いがないか確認しましたか? ### 依頼時(7項目) - 図を使う目的、掲載媒体、ジャーナルなどの条件を伝えましたか? - 図を見るターゲットを伝えましたか? - サイズ、校正、納品ファイル形式を伝えましたか? 詳細は appendix_チェックリスト.md を参照。