# #科研費のコツ9 研究課題名の王道は「方法+目的」 研究課題名にはいくつかのパターンがありますが、もっとも多いのは方法と目的を組み合わせるパターンです。 > #科研費のコツ9課題名には3つの要素があります。1⃣ 方法(どうやって研究するか)2⃣ 目的(何を研究するか)3⃣ 展望(研究するとどうなるか)40字に全てを含めることは難しいため、もっとも多いのは「1⃣方法+2⃣目的」のパターンです。例)〇〇〇法による〇〇〇の解明https://t.co/qD5FFOHtx7 > > [Tweet原文](https://twitter.com/kakenhi_com/status/1744690483727565033?ref_src=twsrc%5Etfw) [研究課題名のつけ方](../research-titile.md)にあるように、研究課題名には大きく方法、目的、展望の3つの全てまたはいずれかを含めます。中でも方法と目的を組み合わせた研究課題名はもっともメジャーなパターンです。 その他のパターンについては拙著『ここはこう書け! いちばんわかりやすい科研費申請書の教科書』をご覧ください。 ## 「方法+目的」型の研究課題名の特徴 科研費などでは全角で40文字が課題名の上限ですので、長すぎる課題名はつけられません。そうした時に、方法、目的、展望のうち最も優先順位の低い展望を外し、研究計画の概要を示すために方法と目的を残す、このパターンはバランスがとても良いのです。実際、研究課題名の全パターンのうち27.5%と第2位です。 まず、研究計画を理解しようとするとき、そもそもこれは何を明らかにするための計画なのか(目的)は真っ先に知りたいところです。そして、その目的をどうやって達成するつもりなのか(方法)についてもぜひ知りたいと考えるでしょう。実際には方法は割愛されることも多いですが(第1位は「目的のみ」型です。)、研究課題の王道は「方法+目的」であると思います。 ## 「方法+目的」型の研究課題名の具体例 方法と目的をそれぞれハイライトしつつ、具体例(ここでは基盤(B)の研究課題名)を見ていきます。 - フレキシブル多電極シートと深層生成モデルを用いた内臓活動の常時計測と可視化 - 地上・衛星同時観測によるPc5地磁気脈動の励起・伝播特性の解明 - 「総合的な学習の時間」導入による学校文化・教師文化の変容に関する実証的研究 - 教育技術移転アプローチによるインドネシア会計教育基盤の形成 このように、方法部分は「による」や「を用いた」の直前が該当します。他にも以下のように副題を用いて方法を説明するパターンもあります。 - 日韓音楽教育関係史に関する総合的研究–1945 年 8 月以降から現在までを中心に– - アフリカにおける乳幼児の栄養改善と市場の役割:市場の季節性と意思決定の性差に着目 - 半乾燥熱帯畑作地における混作技術革新:根圏微生物機能と深層土水の活用 また、目的はわかりやすく「~の解明」「~の開発」がつく場合もありますが、省略されるケースも多いです。